「一般定期借地権付マンション」とは何でしょう?
簡単にいうと、通常の分譲マンションは、土地と建物がセットです。
「一般定期借地権付マンション」は、土地を50年間の期限付きで借り、
建物は自己所有で、土地の購入費用が不要な合理的な、新時代のマンションです。

平成4年8月1日に施行され、平成8年6月に改正された「借地借家法」で創設された、「一般定期借地権」は、定められた契約期間で確定的に借地関係が終了する方法です。
「一般定期借地権付マンション」は、敷地を所有する地主と、契約満了時に土地を更地にして返すことを条件に50年以上の借地契約を結び、分譲マンションを建て、建物と土地を借りる権利を複数の人で共有します。
マンション購入者は、土地購入費分(土地利用権を獲得する費用は別途必要ですが)や土地に係る固定資産税等を他の資金にまわすことができます。
または、削減された土地購入費等の予算分で、マンションの広さやグレードを上げたり、また予算内でより便利で快適な都心に近いところにマンションを購入できる可能性が増えるという、メリットが多く生まれてきます。

分譲マンションの耐久性は50年とも60年ともいわれていますが、最近老朽化マンションが出始め、建て替えの問題等発生してきている様です。
土地の所有権にこだわらずに、50年以上の契約期間のみ居住すると割切って考えれば、通常の約7割前後で購入可能な「一般定期借地権付マンション」は魅力的な選択肢かもしれません。
土地神話が崩れ去った今、土地に対する意識は「所有」から「利用」へとかわりつつあります。
老後になって建て替え資金の問題を抱えるより、リーズナブルな価格でマイホームを手に入れる。「一般定期借地権付マンション」は、そんな時代の背景から生まれた新しい時代のマンションなのです。

リースホールド(定期借地権)マンションの説明
(スカイアーク舟入)